雑's ニュース なんでも書く

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渡部建不倫であのドラマ復活ある? 東出主演「ケイジとケンジ」

渡部建さんの不倫騒動で救われた人がいるとすれば、同じように子育て中の人気女優を妻に持ちながら不倫が発覚した東出昌大さんではないか。

妻の出産を挟んで3年越しという期間の長さが叩かれる原因となったが、不倫相手への愛情はあったことから「渡部よりはマシ」との声が上がっている。

東出の方がマシ?

妻の立場から見れば、浮気が遊びだった渡部さんの方が許せるかもしれないが、男性は不倫相手に本気になり破滅した東出さんに軍配を上げるだろう。

マスコミに囲まれた東出さんが「杏さん(妻)と唐田さん(不倫相手)のどっちが好きですか?」と聞かれ、「答えられません」と述べた要領の悪さに呆れたが、自分の気持ちを偽れないバカ正直さは伝わってきた。

この言葉に杏さんは離婚の意思を一層固めることになったろうが、唐田えりかさんはさぞや喜んだに違いない。唐田さんには「略奪女」としてツラい人生が待ち受けるが、愛さえあれば大丈夫そうに見える。

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渡部さんとの比較対照で印象が若干マシになった東出さんが、杏さんとの協議離婚を成立させれば、放送中に打ち切りまで囁かれたあのドラマの続編が誕生するかもしれない。

東出さんが桐谷健太さんとダブル主演を務めた「ケイジとケンジ~所轄と地検の24時~」(テレビ朝日系、2020年)だ。

映画版の公開に合わせて長澤まさみさんらと共演した「コンフィデンスマンJP」(フジテレビ系、2018年)が再放送されているので、今でも東出さんの登場シーン自体は問題ないようだし。

ただし「ケイジとケンジ」は開始直後に不倫騒動が発覚していることで事情が多少違っている。ワイドショーのトップを連日賑わせる中で収録が進められ、騒動を匂わせた演出が散りばめられるなど生々しい作品になっている。「コンフィ…」よりも扱いは難しいだろう。

長寿シリーズに

たとえば、ミスをしたエリート検事役の東出さんが「最近いいこと何にもない」と叫んだり、少年事件担当の先輩に「僕は結婚してませんし子供も…」と答えたり、騒動をネタにしてるとしか思えないセリフが山のように出てくる。その度に爆笑していた。

ドラマはエリート検事と元体育教師の熱血刑事という珍しいバディーもの。コメディー要素を含みながらも、児童虐待や誤認逮捕、いじめなど社会問題を織り込んだストーリーは毎回見応えがあった。

出演者の年齢から「相棒」「科捜研の女」を継ぐ、刑事ドラマの長寿シリーズとして期待できるだけのクオリティーだったのだ。

主演の不倫騒動でシリーズ化どころか、地上波での再放送も難しいだろうと思っていたので、渡部さんの件が東出さんの復権につながるなら喜ばしいこと。

検事を他の俳優に代えればいいじゃないか、と言う意見もあるだろうが、そうはいかない。世間知らずの甘ったれで失敗を繰り返すけどあまり反省しないエリート役がここまでハマるのは、東出さん以外にいないんだから。