銃"解禁" なし崩しでなるかもしれない恐怖
インターネットの普及に伴い、なし崩し的に日本で"解禁"されたものといえば無修正モノしかあるまい。いや、今でも違法なのだろうが、巷に溢れておりPCやスマホで見たから捕まったとか聞いたことがない。
別にエ○い話がしたいわけではない。いや、もちろん嫌いなわけではないが、ここでしたいわけではない。
先端技術とネットの組み合わせで、無修正画像以上にトンでもないものが実質的に"解禁"されてしまっているのかも、ととあるニュースを見て不安が募ったのだ。
先日、東京都八王子市に住む15歳の男子高校生が自宅で拳銃自殺した。子供が自殺すると動機に関心が集まるものだが、今回メディアが真っ先に追い掛けたのは拳銃の入手先だった。
6/8の「直撃LIVE グッディ!」(フジテレビ系、月~金曜午後1時45分~)では、コメンテーターでエコノミストの伊藤洋一さんが3Dプリンターで拳銃を製造した可能性に言及。元捜査関係者は改造拳銃がネットで流通している実態を指摘した。
3Dプリンターで拳銃
3Dプリンターによる拳銃の製造が初めて摘発されたのは2014年のこと。犯人は町工場勤務で得た技術を生かし、3Dプリンターで作った型を殺傷能力のあるレベルにまで仕上げたとか。
自殺した高校生の入手経路はまだ分からないが、こういった拳銃を容易に入手できてしまう世の中になってしまってるわけだ。
自由の国・アメリカで乱射事件が発生する度に銃規制の動きが出てくるのと逆行するように、反社会勢力以外にも拳銃が広がりつつあるのが日本の現状ということか。
またモデルガン男
一方、「羽鳥慎一モーニングショー」(テレビ朝日系、月~金曜午前8時~)は6/9の放送で、黒い軽乗用車であおり運転を繰り返す中年男を暴行容疑で逮捕したニュースを詳報した。
後続車にモデルガンを発射したり、降りてきて写真を撮りながら怒鳴ったりと尋常ではない。東名高速で似たような事件を起こした男は覚醒剤の使用者だったことを思い出す。
男は取材車にもあおり運転をしていた。一度停車させた取材車がゆっくり動き出した際にはドアを蹴り上げる蛮行も。さらに往来のある道路に寝転がって「足を轢かれた」とアピールする様はワケわからん人すぎ。今すぐ免許取り上げてー!と叫びたくなる。
感情の抑えが利かず、凶暴で被害妄想が強い人間が車を運転してるだけでも恐ろしいのに、あのモデルガンが改造拳銃だったらと思うと怖くて怖くて仕方ない。
ワイセツ物陳列罪はあっても海外サーバー経由の無修整画像が見放題なように、銃刀法はあっても3Dプリンターによる改造拳銃が持ち放題なんてことにならないよね。
▼音楽の話