雑's ニュース なんでも書く

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不倫、不衛生…渡部建がせめて「グルメ王」じゃなかったら

アンジャッシュ渡部建さんが芸能活動の全面自粛を発表した。複数女性との不倫を伝える文春砲の炸裂がきっかけ。好感度を上げるだけ上げておいただけにダメージも大きかった。

「女遊びは芸の肥やし」という意見は今でも耳にするし、今後については妻の佐々木希さんと話し合えばいいし、トイレでの行為についても嗜好の範疇だから周囲が口を挟むこともなかろう、といきたいところだが…。

まず、一回り以上も年下で誰もが羨む美人を伴侶に得た男性の浮気に対して世間は容赦ない。不倫が原因で藤原紀香さんと離婚したお笑い同期の陣内智則さんという例を出すまでもなく、皆さんの身近なところでも、似たような話があるのでは。

ザマミロ感が凄い

渡部さんは下ネタが嫌いじゃないように装いながら、それを前面には出さない絶妙なバランス感覚を備えていた。アンジャッシュのコントもよく練られており、知的さを感じるものだった。

そんな如才なさも火に油を注ぐ結果となった。そつのない勝ち組キャラが徐々に確立されていく中で、希さんをゲット。「悔しいけど持っていかれても仕方がない」と歯ぎしりしてた男たちがとにかく多かったのだ。

今回のザマミロ感は三年越しの不倫が発覚し、杏さんと離婚間近とされる東出昌大さんの比ではない。根拠、予兆がなくても「やっぱりな」などと笑いながら、渡部さんの転落を大喜びしている。

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次に駐車場の多目的トイレでコトに及んでいたこと。いくら多目的とはいえ、本来は障害者や小さな子供がいる場合など施設の使用は限られており、渡部さんの利用法は非難されて当然。

しかし、それだけなら「更衣室代わりに使う中高生並みのモラル」との叱責や、「そんな場所を指定するなんて変態か」という辱しめで済む展開もあったかもしれない。

話はそれるが、人の性癖はなかなか非難しづらいところ。「女性をモノ扱いしている」など怒りのコメントも見かけたが、相手の変態性を受け入れる愛があってもいい。それで日常がうまくいくならいいぢゃない。征服欲が普段から出まくってたら大問題だけどね。

文春に告発したのが不倫相手本人というのがフェイクでなければ、トイレでの行為が強引だったことが窺われるが、これは本人たちしか知り得ないことなので、性癖うんぬんに触れるのはここまでにしておく。

グルメ王なのに…

今回のスキャンダルで一番の問題は、渡部さんがいまや「グルメ王」であることよ。経済的に一流ホテルをいくらでも押さえることができたにも関わらず、記事ではトイレを頻繁に指定してきたという印象を受ける。

となると、単にスリルを求めたというよりも、そちらのベクトルへの好奇心が旺盛だったに違いない、と想像を逞しくしても仕方ない。……えっ? そんなことを考えるのは自分だけ? ま、とりあえず話を続けます。

新型コロナ、インフルエンザ、ノロなどウィルス感染者が使ってなければ、清掃が行き届いたトイレならさほど神経質になる必要はない、という知識ぐらいならある。たとえば荷物を床に置いたり、玩具やハンカチを落としてもキレイに洗えばさほど心配いらないそうだ。

全面自粛は大正解

しかし、個人の衛生観念は先入観に近い感覚的なもの。ましてや新型コロナ禍で万人が潔癖性になってるようなご時世である。

排泄物を想起させるタレントの食レポは見たくない。渡部さんが出したコメントにもあったように「不快」になる。早々に全面自粛してテレビ画面から姿を消したのは大正解だった。

急転直下の大ピンチに正しい判断を下せるなんて、さすがあまたいるお笑い黄金世代の中で、のしあがってきただけのことはある。

謝罪会見もしなくていいから、後は当人同士で離婚するなり示談するなり話し合ってほしい。あぁ、アンジャッシュのコント、大好きだったのになぁ…。