雑's ニュース なんでも書く

雑's ニュース なんでも書く

ニュース、映画、音楽、テレビ、ラジオ、本…好きなことを書いていく

ホッとする「高校あるある集」 意外と先生は変わらないんだな

お笑い芸人の「土佐兄弟」の有輝さんがYouTubeなどに公開している「高校あるある集~先生編」が面白い。はるか昔、自分の高校時代のことまで思い出してしまった。

訛りが酷くてネイティブとは会話ができない英語教師。暗記術ばかり叩き込んできた予備校講師あがりの古典教師。柔道部顧問でとにかく暑苦しかった数学教師―。

運よく進学校に入れたせいか、今思えば高校には良い先生たちが揃っていたのだろう。小中学校で見掛けたあからさまに贔屓、八つ当たり、いじめをしてくるようなたちの悪いのはいなかった。

自分がどんな生徒だったかといえば、授業中は寝てばかりでちょくちょくサボる。決して反抗的なわけではなく、とにかく無気力な生徒で、先生から相手にされなくても仕方なかった。

家でもたっぷり寝てたのだから、なぜ学校であんなに寝ていられたのか、不思議だ。男子校で異性の目を気にする必要がなかったことも一因か。睡眠欲に促されるまま、だらしない姿を晒し続けても平気だったのだ。

たまに起きてても授業など聞いておらず、自分の世界に没頭して妄想ばかりしてた。中二病が治らず、現実を受け入れてなかったのだろう。入学時は真ん中ぐらいだった成績は、あっという間に最下位近くまで下がった。

中二病の頃が愛おしくなる映画

無気力な劣等生のくせに、進級単位に関係のない「県下一斉テスト」と呼ばれる学力診断を欠かさず受けていた。各校とも極端に成績の悪い生徒は自分から休むように誘導し、平均点を操作していたのだが、自分は毎回受けては全県で最下位に近い成績を取っていた。

担任からは相当恨まれていたらしく、結果を渡されるときには「○○のおかげで平均点が大きく下がった」などと散々嫌みを言われたが、まるで響いてこなかった。人との交わりに関心が薄かったのだろう。

繰り返すが反抗していたわけではない。そんな元気はなかった。ただ大半のクラスメートは相対的に自分の成績が良くなることから、極端に成績の悪い自分の存在を喜んでいたように思えた。

唯一「学校の評価が下がって推薦が取れなくなったらどうする!」とものすごい形相で詰め寄ってきた奴がいたが、めでたく地元の医学部に進学した。

その後、医者になれたかは知らないが、感情の起伏が激しい人間の診察は、できれば受けたくはない。

いまさら会っても…

数は少なくても友人はいたのだが、些細なことで喧嘩ばかりしてた記憶があり申し訳なく思う。結婚式に呼ばれてしばらく連絡があったものの、今は誰とも音信不通になっている。

同窓会やってるのかな。人生観が大きく異なっていそうで、いまさら会っても楽しくないことは想像がつく。

冒頭に紹介した動画だが、自分のようなアラフィフ世代にもぜひ見てほしい。今も昔も先生自体は変わっていないんだな、となんだかホッとする。

しかし、昔のことをしみじみ思い出すなんて、死期が迫っているようで嫌じゃのう。いいかげん、明日のことでも考えた方がいい。

土佐兄弟とは関係ありませんが、こんな本も

爆笑! 工業高校あるあるーーー女が少ないためブスでも可愛く見える「工業病」★オタクとヤンキーの仲が良い【電子書籍】[ 鉄人社編集部 ]

価格:495円
(2020/6/20 15:32時点)
感想(0件)