居酒屋に客が戻ってない…インフレの大波がやってくる
久しぶりに仕事。コロナ前と同じというわけにはいかないけれど、やっぱり現場っていいね。
家を出たのが午後からだったせいか人出は思ったよりも少なかった。電車移動でドアツードアで往路30分ほど。行き交う人はほぼ全員がマスクを着用してた。ひと安心だ。
帰りは居酒屋へ。破格の割引サービスをしてたので混んでいるかと思ったら先客はたったの2組。あとは一時間弱の間にもう一組来たのみ。これじゃ儲かるわけがない。
300万円の設備投資
緊急事態宣言の解除を目前にした5/25。「羽鳥慎一モーニングショー」(テレビ朝日系、月~金曜午前8時~)は東京都内の飲食店のコロナ対策を取り上げていた。
新宿の洒落た大規模店は300万円をかけて対応したという。客間のアクリル板、スマホで注文できるシステム、次亜塩素酸水のミストシャワーが浴びれる通路などを紹介。客の「ここまでやってくれたら安心」という声も拾っていた。
他にはもともと狭さを売りにしてる店がさらに席数を減らしたり、ランチやテイクアウトを始めるなどして、新型コロナによる自粛要請に応えつつ、試行錯誤しながら何とか凌いでいる努力に焦点を当てていた。
客単価を上げなきゃ
しかし、新たな設備投資は店舗の運営コストにのしかかるし、収容人数も減ってしまう。この先にあるのは値上げしかないよなぁ。
利用者として真っ先にそこが気になってしまう。店の窮状を前にしながら冷たいようで申し訳ない。もちろん店を続けてほしいけれど、常連客だけで支えていくのは難しいに決まってる。
常連客のために店を閉められない、という店主の心意気を美談のようにマスコミは垂れ流しているけれど、いずれは客単価を上げなくちゃ潰れちゃう。
先払いシステムも見かけるけれど、あれは店主たちを後々追い詰めてしまいそう。いっそ寄付した方が揉めずによいかと。
感染対策をしっかり取った高級店、怖いなら来るな的な感染上等の激安店に二極化していくのかな。自分には外食が贅沢な非日常の範疇になってしまいそうで悲しい。
コロナの第二波と共にインフレの大波が押し寄せてきそうだ。老後に備えてせっせと貯めてきた小金の価値が下がってしまう。かといって臆病なのでリスクのある投資に回す勇気もない。ますます暮らしづらくなるなぁ。
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