雑's ニュース なんでも書く

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同調圧力、忖度、根回し…実は日本って賢い国だった?

トランプ米大統領のツイートに警告メッセージが表示され、「表示」をクリックしないと読めなくなった。

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報道によると、白人警官が黒人容疑者を逮捕する際に暴行死させた事件を巡る抗議のデモ隊に対し「略奪が始まれば、発砲が始まる。ありがとう!」とつぶやいたそうだ。

ツイッター社はトランプ大統領の投稿は削除対象となる「暴力を美化」と認定する一方、「公衆の関心事項に関するもので掲載を維持する」ことにしたという。

SNS運営各社と大統領との対立の是非は置いておき、公職選挙法で「録音し若しくは録画した政見をそのまま放送しなければならない」と編集を禁じている日本の政見放送に関心が移った。

奇抜な政見放送で躍進

昨年の参院選以来、躍進を続ける「NHKから国民を守る党」。比例で議席獲得に至った勝因の一つに奇をてらった政見放送が挙げられるはず。

終始無言だったり、呪文のように「NHKをぶっ壊せ」だけ連呼したり、イチゴの被り物をしたりしたのはともかく、党首の立花孝志さんがNHKアナウンサーの不祥事に絡み「カーセ○クス」を連呼したのは、音声を消される可能性もあっただろうに。

公職選挙法には「公職の候補者は、その責任を自覚し、いやしくも政見放送としての品位を損なう言動をしてはならない」とも書かれており、実際に音声が消されたこともあるのだ。

2016年に行われた前回の都知事選。候補者の一人は放送禁止用語を連発し、政見放送の音声の一部が無音になった。おかげで注目が集まり、街頭演説をしなかったにも関わらず、21人中13位。大健闘といえる結果を残した。

無風選挙という知恵?

五輪が延期されたり、失業者であふれ返るといわれ、不安を山のように抱えた日本だけど、まもなく東京都で行われる知事選は現職が圧勝しそうな気配。

このタイミングで文春砲が小池百合子さんの学歴詐称疑惑を蒸し返してきたけれど、不発に終わった模様。気になるのは堀江貴文さんの動向と泡沫候補政見放送ぐらいか。平和だな。

一方、アメリカでは大統領も、企業も、当局も、市民も、ガチンコで鬱積をぶつけ合ってるようにも見えてしまう。その騒ぎと比較して、空気を読んだ同調圧力や忖度、根回しで問題解決を図ってきた日本人って、実はすごいのか?

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