雑's ニュース なんでも書く

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韓国の街に戻った混雑に感じる不安感…新型コロナ禍から回復

徹底したPCR検査と感染者管理が奏功し、韓国における新型コロナウィルスの1日の感染者が1桁に下がった。街中に人々が戻った一方、気の緩みが再び感染拡大をもたらすのではないかと不安になる。

サンデー・ジャポン」(TBS系、日曜午前9時54分~)では、韓国の街に人出が戻った様子を伝えている。済州島ツアーに予約が殺到、焼き肉店は満席、繁華街には人が繰り出し、マスクを着けていない若者も見受けられた。

取材を受けた若者の一人(マスク着用)は「周りに感染者が一人もいなくなったので(新型コロナウィルスが感染拡大しているという)実感がない」と答えていた。

ドライブスルー型をいち早く取り入れるなどPCR検査の徹底が効を奏した韓国。都市封鎖をせずに感染者数が一桁まで下がった。感染拡大への警戒が緩み、街中に人があふれている光景は、3月下旬の三連休を境に一気に感染者増に転じた日本を思い出す。

公表した数字に作為を感じる中国以外で、深刻なパンデミック局面を克服したのは韓国しかない。希望の星のままでいてほしい。人類は未知のウィルスに怯えたまま、家に籠り続けるしかないのか(除く台湾)。

藤田ニコルの戸惑い

リモート出演したレギュラーの藤田ニコルさんが自宅待機が続いていることに戸惑いを示した。雑誌の撮影はストップ。リモートでのアンケートや家での写真を提供しているという。藤田さんは「リモート疲れじゃないけれど、家は休める場所だったから、馴れてない」と現在の心境を吐露。

一方、サバンナの高橋茂雄さんは寝坊で生放送を15分遅刻した。第一声が「Stay Homeが過ぎました」。「めっちゃ生活のリズムが変わって午前中の概念なくしてました」と弁明した。

司会の爆笑問題をはじめ、とくに責めなかったのは緊急事態宣言以来、皆が感じている本音だったからか。

スーパー崩壊も近い?

「メンタルの弱い店員は休みを取っている。医療崩壊ならぬスーパー崩壊が起きるんじゃないかと心配している」と話したのは、たびたびニュースに登場している下町の商店街店主。身に着けている「距離を取ってください」「買い物は一人で」と書かれた黄色いビブスは、声渇れを心配した視聴者からのプレゼントという。

そのエピソードが紹介された直後に本人から、「渇れているのは、地声です」とオチがついた。未曽有の国難と言われる新型コロナウィルス禍を伝える中でも、笑いの要素を入れてくれるのはありがたい。日曜ぐらいはテレビで一息つきたい。