新ジャンル「ハイブリッド演歌」に挑む大和撫子
ハイブリッド演歌という新しい音楽ジャンルに取り組んでいる大和撫子がいる。愛好家の高齢化が進む演歌・歌謡曲の世界に若者を取り込みたいという。
シンガーソングライターの茜沢ユメルさんがパーソナリティーを務めるFM番組「ユメルのモナリザラウンジ」。5/10のオンエアに歌手のあべ尚乙美さんがゲスト出演した。
番組は、茜沢さんがオーナーを務める「モナリザラウンジ」にゲストや常連客が訪れるという設定だ。今回のアシスタントは店に出入りする「酒店の主」。オープニングトークで、アロマセラピー検定1級の知識を生かしてウオッカで消毒液を作った話を紹介した。
1曲目の松田聖子さん「秘密の花園」(1983年)に続いてゲストコーナーへ。あべ尚乙美さんと電話でトークを繰り広げる。あべさんは幼少から和太鼓、日本舞踊を習っていたという大和撫子。2014年にキングレコードからメジャーデビューしている。
新たに取り組んでいるハイブリッド演歌を「16ビートに演歌・歌謡曲をのせたもの」と話す。演歌・歌謡曲の世界に若者を取り込むとともに「昔のように三世代で楽しめる音楽」を目指しているという。4/1に最新アルバム「小池蓮作品集『轍』」をリリースした。
番組エンディングは茜沢さんの最新シングル「風になって花と踊ろう」のカップリング曲(両A面)「さくら」で締めくくった。
「ユメルのモナリザラウンジ」は1960~90年代のJ-POPを中心にした音楽バラエティー番組。毎週日曜深夜24時からTOKYO FMグループの音楽専門衛星放送「MUSIC BIRD」のほか全国100局超のコミュニティーFMでオンエアされている。