雑's ニュース なんでも書く

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頼もしい姉御・渡辺えり エンタメ救うジャンヌ・ダルクに

ゲスト出演すれば主役と見まごうほどの存在感を示し、脇役を務めれば安定した演技でしっかりと主演を支える。頼りがいのある個性派女優、渡辺えりさんが新型コロナ禍で窮状が続くエンタメ界復興のために動き出した。

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渡辺さんは5/22に衆院議員会館を訪れ、文化芸術復興基金の創設などを関係省庁に呼びかけた。その後、小泉今日子さんらと#WeNeedCultureのオンラインイベントにも出席し、新型コロナ禍の今こそ映画・演劇・音楽など文化芸術が必要だと訴えた。

個性派女優としてテレビ、映画、舞台に活躍する渡辺さんだが、若い頃から劇団を主宰し、現在は日本劇作家協会会長も務める重鎮。新聞で人生相談の回答者を務め、プライベートでは一回り以上年下の劇団員と結婚し、離婚する際には借金してでも家を買い与える。

年下の小泉さんを「大姉御」と頼りにしつつ、渡辺さん自身も実に頼もしい姉御肌の人物なのだろう。

まだ写していません!

渡辺さんの存在を初めて知ったのは、まだ「渡辺えり子」だった頃に出演したテレビドラマ「ビートたけしの学問ノススメ」(1984年、TBS系)だ。たけしさんらが演じる教師が黒板に書いた文字を消すと「あぁぁ!まだ写していません」と叫ぶのがお約束だった。

当時20代後半だった渡辺さんが10代に混ざってセーラー服や体操服を着ているだけで面白かった。今なら妙齢の方のそうしたコスプレの魅力もよく分かり、元アイドルのステージも嫌いじゃない。まだまだお子様だったのだな。

映画デビューは筒井康隆さん原作のブラックコメディー「ウィークエンド・シャッフル」(1982年)だった。結婚した同級生の新居を訪ねた女性たちが居直り強盗役の泉谷しげるさんと「絡む」のだが、奔放な友人たちの振る舞いに右往左往する様子がとてもおかしかったように記憶している。

ほかにも朝ドラ「あまちゃん」(2013年)、映画「Shall we ダンス?」(1996年)など代表作は枚挙にいとまがない。

「100の資格を持つ女」

連続ドラマや映画では脇役の印象が強いが、2時間ドラマでは主役を張っている。「転勤判事」(日本テレビ系、1997~1998年)、「示談交渉人甚内たま子裏ファイル」(TBS系、2001~2008年)、そして現在も続く「100の資格を持つ女」(テレビ朝日系、2008年~)だ。

「100の資格…」では、リストラの不安から資格を取り続けている女性警察職員を演じている。温泉ソムリエ、シニアワインエキスパート、建築士2級などの資格を利用して、草刈正雄さん演じる刑事から潜入捜査を命じられるのがお決まりのストーリー。

最初はいやいやながらも情に厚く、恵まれない境遇の被害者らを救うため、危険を顧みずに事件を解決に導く。実に頼りがいのある女性なのである。必ずや、新型コロナ禍で窮状にあえぐエンタメ界のジャンヌ・ダルククレオパトラサッチャーになってくれるはず。期待してます。

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